においの悩み

また臭う…洋服に染みついた脇の臭いと黄ばみ。正しい洗濯方法と予防策は?

ワキガの臭いを洗濯

洗濯直後は臭わないのに、着るとなぜか脇の臭いが復活してくる
黄ばんだ脇の部分洗いをしてみてもなかなか落ちず、気づけばまた臭ってくる
そんな経験はありませんか?

繰り返す洋服に付いた脇のにおいに限って「鼻を刺す強烈なくさい臭い」で、一度出た臭いは、脇の汗を拭いてみても軽減しにくいものなんですよね。

私の場合、洋服の脇の部分を石鹸でもみ洗いして洗濯をしても全く効果はなく、むしろその手間が嫌でまだ着られる洋服をすぐにお蔵入り、最悪捨てたりしていました。

たくさんの服に申し訳ないことをしていましたが、実は洋服に染みついた脇の臭いや黄ばみは、正しい洗濯方法ですっきりと落とすことができるんです!

季節を問わず悩まされる洋服に染みついた脇の臭いの原因と、しつこい臭いを落とす効果的な洗濯方法、臭いを染み込ませたくない予防策を具体的に解説していきます。

脇の臭いが洋服に染みつきやすい人の原因は体質?

洗い方や服の種類によって、臭いが付きやすい服はあると思います。
しかしそれでは全員臭ってもおかしくないはず。なぜ臭いの付きやすい人、付きにくい人がいるのでしょうか?さっそく説明していきます。

ワキガ

洋服に染みつく脇の臭いの元は、誰にでもある脇の汗腺(アポクリン腺)から出てきます。
しかし汗腺の数や、汗や汚れの量、生活環境には個人差があり、それが臭いのする人しない人の差になるのです。

本人も自覚があり、周囲も気づくほどとても強い脇の臭いは「ワキガ臭」といわれることもあり、臭いは「鉛筆の芯のような」とか「香辛料のような」などと表現されることがあり、臭いの種類も程度も個人差があります。
ワキガ臭は、洗濯でも落ちづらく、洋服に蓄積され臭いの原因となるのです。

また、洋服に染みついた脇の臭いで悩まれる方のなかには同時に「脇の黄ばみ」が気になる方もいらっしゃると思いますが「ワキガ=脇の黄ばみ」ではないそうで気にならない方もいるそうです。

加齢臭・おやじ臭

加齢臭は40代以降の男女にみられる特有の体臭のことです。脇のみならず頭皮周辺、全身から臭いが発生し、脂臭さと青臭さ合わせもちます。

男性ホルモンが皮脂腺の発達を促し、皮脂が大量に分泌されそれが酸化し強い悪臭となります。こちらも個人差はありますが、洋服に染み込んだ臭いの原因になるのです。

※「おやじ臭」という言い方も聞いたことがあるかもしれませんが、加齢臭とは厳密にいうと臭いの物質に違いがあるそうで、おやじ臭は酢の何十倍ものツンとした臭いだそうです。

洋服に染みついた脇の臭いはなぜ繰り返すのか?

強烈な臭いの原因は、皮脂やタンパク質、アンモニアなどの成分をエサにした細菌の繁殖した臭いと、加齢により過剰分泌された皮脂の酸化で臭い物質が発生することにあります。

これらは水に溶けづらく、繊維にこびりつきやすいため普通の洗濯では落とし難く洋服を着るたびに汗などの水分が混じり、細菌の活動が活発となり、臭いが繰り返されるのです

洋服についた脇の臭いを上手に洗濯してみよう

洋服に付いた脇の臭いの原因の皮脂や汚れは、主に酸性です。

そのため弱アルカリ性の酸素系(さんそけい)漂白剤を使ってつけ置き洗いが効果的なんです。そこへ同じ弱アルカリ性の重曹(炭酸水素ナトリウム)を加えることで洗浄力が高まります。
また近年では「汗、皮脂臭専用」のデオドラント成分が配合された「ハミングファインDEO(デオ)EX」のような柔軟剤などもあり、消臭効果が期待できます。
さっそく説明していきます。

どの漂白剤も除菌、消臭効果がありますが「衣類の色が抜けてしまう」「生地を傷めてしまう」こともあるので、使用には十分注意しましょう。

また体に害を及ぼす危険性もありますので、注意書きと使用法を十分読んで理解し使用しましょう。

酸素系漂白剤+重曹が安全で効果的な理由

漂白剤には「酸素系」「塩素系」「還元系」の3種類あります。

塩素系漂白剤も「アルカリ性」で、強力な漂白効果があります。強力な反面衣類が変色する可能性も高く、「混ぜるな危険」の表示の通り、取り扱いに注意が必要です。

塩素系漂白剤の商品:ハイター、マイブリーチなど

還元系漂白剤は弱アルカリ性の漂白剤ですが、主に鉄サビや赤土による汚れに効果的で、白物専用洗剤です。

還元系漂白剤の商品:ハイドロハイターなど。

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤に比べると漂白効果は劣りますが、白物、色柄物の繊維製品(木綿、麻、化学繊維)に使え、繊維を傷めにくく、手軽に扱いやすく、つけ置き洗いに最適です。ここで注意したいのは、酸素系漂白剤には主に液体の「酸性」のタイプもあるので商品の説明をしっかり読んで、アルカリ性の酸素系漂白剤を選びましょう。

酸素系漂白剤商品:

・ワイドハイター(弱アルカリ性で、液体タイプのみ)など

・ワイドハイターEXパワー粉末タイプ(弱アルカリ性で、毛や絹以外の木綿や麻、化学繊維に使用できる)など

・ワイドハイターEXパワー液体タイプ(酸性。弱アルカリ性の洗濯洗剤と併用すると効果が半減することがある。毛や絹にも使える)など

もちろん酸素系漂白剤単品でも漂白や徐臭に効果はありますが、そこへ弱アルカリ性の重曹を加えるとさらに強力な効果があります。重曹はお菓子作りなどに使える物もあり、家事には欠かせない必需品です。

酸素系漂白剤と重曹でつけ置き洗いする手順

【準備するもの】

・脇の臭いのついた洋服
・酸素系漂白剤(粉末タイプのワイドハイターEXパワーなど)
・重曹
・洋服の入る大きさの桶(金属製以外のプラスチックなど)
・40度~50度程度のお湯

【手順】

①桶に40~50度程度のお湯を入れ、使用量の目安を参考に、酸素系漂白剤と重曹を2:1の割合で入れしっかり溶かします。
ちなみに普通の水道水と沸騰したてのお湯を1:1で混ぜると、季節にもよりますがだいたい50度前後になります。

※ワイドハイターEXパワー粉末タイプの場合、使用量の目安は水1リットルに対し5グラム(キャップで計測できます)です。
お湯の量は大人の洋服であれば1枚あたりおそらく2リットル程度(牛乳パック2箱分くらい)なので、酸素系漂白剤は10グラム+重曹5グラムを入れます。

②お湯に洋服を入れ馴染ませ、30分~2時間程度つけ置きします。

※私は幼い子どもがいるので、手の届く範囲に置かないように置いたり、洗濯機の「約40度つけおき」コースで洗っています。

③軽く水けをしぼり、そのまま普段通りの洗濯をします。

※洋服の繊維が変色して黄ばんでいる場合、その黄ばみは落ちません。ウタマロなどの蛍光増白剤入り石鹸でこすり洗いすると、多少ましになります(ただし、ウタマロ石鹸は白く見せる効果のため、パステルカラーや生成り色には褪せて見えるので不向きです)

④脱水後干し、しっかり乾燥させます。

※当たり前の流れですが、しっかりすすぎしっかり乾かすまで、きちんと行いましょう。しつこい臭いのする洋服の場合、乾燥までの一連の工程を2、3回行うとより効果的です。

私は一年中脇の臭いに気を遣うワキガ体質ですが、よく着る服は時々この方法でつけ置き洗いし洗濯しています。ぜひ試してみて下さい。

デオドラント成分入り柔軟剤でワキガ臭や加齢臭もすっきり!

デオドラント成分配合の柔軟剤には「強い香りでごまかさない」ハミングファインDEO(デオ)EXや、ファブリーズで有名なP&Gのレノア本格消臭、相場くんのCMが可愛いソフランプレミアム消臭ゼロなどがあります。

私の夫は40代の普通体系で体臭はほぼ無い人でしたが、会社員で毎日ワイシャツを着て汗をかきますし、起床直後の加齢臭が気になり始める年代です。
しかしデオドラント成分の入った柔軟剤を使用することで、加齢臭も気にならず、むしろデオドラント成分の入った柔軟剤特有の爽やかなにおいに癒されています。

ワキガ体質の私ももちろん使用していますが、脇の臭いの染みついた洋服でも、臭いの発生をかなり遅らせてくれます。さすが消臭に特化した柔軟剤なだけあって、普通の洗剤より断然良いです。私が脇の臭いで悩み始めた10代の頃に登場して欲しかった…。
10代の若き、汗や脇の臭いに悩むお子様をお持ちの保護者の方には、ぜひ使って欲しいです。

ちなみにデオドラント成分入り柔軟剤はコンビニでもよく見かけます。近所のコンビニでは、ハミング、ソフラン、レノアとなんと3社の商品が揃っていました!かなり利用者が多いのでしょうね。

脇の臭いを洋服に染み込ませないための重要な3つのこと

ワキガの人は服素材選びが肝心

洋服に脇の臭いがつきやすい人は、吸水性、通気性に優れた綿素材やリネン(麻)素材が最適です。
特に綿は丈夫な素材なので洗濯にも強く、先に紹介した漂白剤のつけ置きにも耐え清潔を保つことができます。赤ちゃんの衣類にも多く用いられる素材ですから、それだけ安全で安心できる素材ともいえます。

反対にポリエステルやレーヨンなどの化学繊維は、通気性や速乾性にこそ優れる素材ですが、脇の臭いの原因の皮脂やタンパク質など細菌のエサになる成分が残りやすく臭いが出やすいのです。

女性のおしゃれ着や、白衣などの制服には「ポリエステル100%」など化学繊維を用いていることが多いので避けることはできません。その場合肌着に綿100%を選ぶと、化学繊維が直接触れないのでおすすめです。

「綿は乾きにくいから汗をかきやすい時期には苦手」という方は、消臭加工された繊維製品のYシャツや下着類も多くあるので、試してみてはいかがでしょうか?

毎日の洗濯にひと手間加える

洋服に染みついた臭いの原因は酸性の汚れなので、先ほど説明した通り「弱アルカリ性」の洗剤でお洗濯すると落ちやすいのですが、毎日の洗濯には液体タイプの酸素系漂白剤(酸性)を使用しましょう。洗濯洗剤の種類を問わないのと、穏やかな効果で、ほぼ全ての繊維製品に使えます。
直接洋服に塗布し、放置せずに洗濯洗剤と洗ってください。使用する前には洋服の目立たない部分で、変色などないか試してください。

ちなみに…先ほどから「花王押し」のようですが、理由は簡単、コンビニでも「ワイドハイターEXパワー」の液体タイプは置いてあり、実際使用しているからです。
コンビニにも置いてあり手に入りやすいということは、需要の高さを感じますよね。

「アタックシュッと泡スプレー」も弱アルカリ性の部分洗い用のお手軽な商品ですが、脇の部分に泡を密着させるとなると少し広範囲なので、液体タイプの酸素系漂白剤のほうがコスパもよくおすすめです。

服の保護と制汗剤を使おう

洋服に臭いをつけないためには、もちろん脇から臭いを出さない、広げない対策も必要です。

おそらく皆さん一度は制汗剤を使用したことがあると思いますが、洋服に沈着するほどの脇の臭いとなると、デオドラント製品の見直しを含めもう一工夫必要です。

たくさんの種類がある中で、自分自身に合う商品を探すのは大変かもしれませんが、外出先でも使いやすい金色のパッケージが目を引く「ban汗ブロックロールオンプレミアムラベル」はおすすめです。コンビニでもよく見かけ、効果も抜群です。
私の姉も同じワキガ体質なのですが、脇のにおい脇汗も抑え、何度もリピートし愛用しています。発売から数年してやっとアマゾンでも割引されるようになりました。コスパもよく最高です。

他にも使い捨ての汗脇パッド(リフあせわきパッドなど)や、汗脇パッド付インナーなどで洋服を保護するのもおすすめです。ただし多量に汗をかくと染み出ることがあるので、制汗剤との併用は必須ですね。

 

ABOUT ME
餅谷(もちたに)@忘れる主婦
10代から30代後半の今まで体のにおいや汗と戦う専業主婦です。看護師資格を持ち、心身の悩みに向き合うのは得意な方です。悩みに向き合い学んだ知識と実体験を織り交ぜ、信頼できる情報をお伝えします。